鏡森先生の実践法の詳しい解説
①温熱療法とは、ヒートショックプロテイン(HSP)の上昇
体を温める温熱療法とは、慢性腎不全、動脈硬化、免疫、メンタル、心身のリラックス、リフレッシュまで広く活動されています。
体温を1℃あげることにより、熱ストレスを受け、そして、回復と自然治癒をサポートするヒートショックプロテイン(HSP)を作り出します。HSPはその後3日間は上昇し続け、およそ1週間後に元のレベルに戻ります。
②ワッツ(静)と水中運動(動)
入浴中に体を動かすと、体が早く温まり、血行がよくなり、筋肉の疲れがとれます。体温上昇も早まります。入浴中はワッツと水中運動を意識し体を動かします。
ワッツ:日本の経絡療法を教えていたハロルド・ダール氏が、1980年に提唱したwater(水)と指圧を組み合わせが造語。浮遊浴をしながらのストレッチやツボへの指圧の施術は心身のストレス解消効果が大きいといわれている。
③温冷交代浴
温冷交代浴は温と冷の刺激を交互に与える入浴法です。大幅な温度変化は、末梢血管を伸び縮みさせ、自律神経の鍛錬・活性化につながり、ストレス解消、体力の回復に効果があるといわれています。自律神経系の刺激・調整療法の部位としては下肢がおすすめです。顔面で行えば、ストレス解消に加えて、皮膚のハリ・ツヤ美容に効果的です。
鏡森先生のように・・・・という方には
有酸素運動+週1回の水泳やウォーキングはどうでしょうか
入浴前には30分間の有酸素運動がおすすめです。先生も毎週1回1000mの水泳後、この入浴法を実践しています。この入浴法を週2回心がけています。それは、体温を1℃あまり上げることによりおきたHSPの上昇が3日ほど続くからです。水泳の他、毎週30分から1時間のウォーキングをしています。毎週のこのリズムも重要です。
良医が実践している健康法 鏡森先生(PDF)