
NHK「トリセツショー」でも、入浴が取り上げられていました。
日本人にとってお風呂は、とても日常的な習慣です。
でも最近、その“いつもの入浴”が、
こころや身体にさまざまな影響を与えている可能性が、少しずつ報告されてきています。
日本の約3万人を約20年間追跡した研究では、
毎日浴槽入浴を行う人ほど、心血管疾患や脳卒中リスクが低かったことが報告されています。
この研究では、
「週0〜2回入浴する群」と比較して、「ほぼ毎日入浴する群」は、
・心血管疾患 全体:0.72倍
・脳卒中:0.74倍
・脳内出血:0.54倍と、リスク低下との関連が示されました。
また、
温熱による血流変化、血管機能、自律神経、睡眠、ストレスなどとの関係も考察されています。
さらに2025年には、
日本の高齢者約8,000人を9年間追跡した研究で、高頻度入浴群では認知症発症リスク低下との関連も報告されました。この研究では、
週7回以上入浴する群は、週0〜6回群と比較して、
・夏季:認知症リスク 0.74倍
・冬季:0.82倍
という結果が示されています。
現在取り組み中の「こころの旅 入浴編」では、
日常の入浴と、そのときの身体反応をあわせて見ています。
“なんとなく心地よい”という感覚の中で、身体ではどんな変化が起きているのか。
日々の入浴を通して、自分のこころと身体を見つめていく。
それが、今回の「こころの旅」です。
▼関連ページ
「こころの旅 入浴編」
https://crosswell.co.jp/bath-journey-2026/
「こころの旅 入浴編」 重炭酸湯を体験
https://crosswell.co.jp/2026/05/06/bath-journey-hot-tab-report/
▼参考論文
Ukai T, Iso H, et al.
Habitual tub bathing and risks of incident coronary heart disease and stroke.
Heart. 2020;106:732-737.
Yanagi N, Hayasaka S, et al.
Frequency of Bathtub Bathing and Developing Dementia in Community-Dwelling Older Adults in Japan.
J Balneol Climatol Phys Med. 2025;88(2):73-82.
▼NHKトリセツショー 健康とひらめきのワンダーランド 風呂

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