
夏はシャワーだけ、という方も多いかもしれません。
でも実は、お風呂にちゃんと“つかる”ことは、自律神経にも、こころにも、”よか”ことあるよ。
目次
― 夏こそ、あえて“つかる”理由 ―
東京都市大学・早坂信哉先生の研究グループによると、「浴槽入浴の頻度が週4回以上の人は、幸福度・健康感・睡眠の満足感が高い」という研究報告があります。
さらにこの研究では、
- 入浴頻度が高い人ほど、「免疫力を高めたい」「代謝を良くしたい」といった健康意識が高く、
- 健康診断で異常を指摘されない人の割合も多い傾向があることが示されました。
つまり、お風呂につかる習慣は、
こころのリラックスだけでなく、健康意識や身体の調子そのものにも関係しているんですね。
研究紹介:浴槽入浴と幸福度 東京都市大学×バスクリン共同研究(PR TIMES)
お風呂は自律神経のチューニングタイム
緩める(リラックス系)
- ぬるめのお風呂にゆったりつかる
- 深呼吸やストレッチ
- 香りを楽しみながらの入浴
- 季節を味わう入浴も◎
活性化する(朝の目覚めやスイッチ)
- 少し熱めのお湯や朝シャワー
- 朝日を浴びての軽い散歩
- 呼吸を深く意識した“目覚めのチューニング”
鍛える(交感・副交感のバランス強化)
- 温冷交代浴
詳しくは・・・
良医が実践している健康入浴


自律神経の調節に効果があると言われる入浴。温泉医学にも精通されている鏡森先生にお話をお伺いしました。
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入浴と自律神経


今回のこころの部屋では、温泉療法専門医でもいらっしゃるん早坂先生に「お風呂と自律神経について」簡単にわかりやすくお話いただいています。約4分の動画です。
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毎日のおふろ、大切にしてみたくなったよ。


参考書籍
『入浴は究極の疲労回復術』
著:早坂信哉(東京都市大学 人間科学部 学部長・教授)
3万人以上の入浴データをもとに、毎日の“つかる”習慣が健康寿命や幸福度にどう影響するかを解き明かした一冊。今日からできる工夫や安全な入浴法も満載!